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2017 高崎市だるま市 25万人i
寺のだるま市は220年の歴史がある。例年、露天商2百店、だるま商60店が夜通し並び、20万人が訪れる。
対立は2年前に顕在化した。
寺は長年、警備や電気設備などの費用を負担してきた。寺が出店料を求めると店側の反発が起こった。2016年1月のだるま市は露天商、組合が参加を拒否した。一部のだるま商のみが寺付近で販売した。
2017年は分裂開催となった。
市主催の「高崎市だるま市」には元日と2日、高崎駅西口駅前通りで実施された。40店が並び、高崎市観光協会によると25万人が訪れた。大盛況であった。県達磨製造協同組合もこちらに参加した。「寺の出店料は高すぎる」と言う(中田純一理事長)。
寺主催の「少林山七草大祭だるま市」は1月6、7日に実施された。星祭大祈祷などの伝統行事も例年通り行われた。だるま商の参加は1軒のみであった。「組合から止められたが、寺とのつきあいもある」と言う。
寺と店の対立は残るが、市主催で盛り上がれば問題ない。主役は市民である。

2.8mの巨大だるま(高崎駅西口駅前通り)
外部リンク ⇒ 黄檗文化促進会
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